「不安」をやわらげる方法

メンタルヘルス

今あなたは不安を感じていますか?

日々生活を送っている中でさまざまなことを感じならが生きているかと思いますが、「不安」というものは人間が一番堪えられない心的状況と言われています。

そもそも「不安」って何なんでしょうか?

あなたが今感じでいてる「不安」は何なのでしょうか?

「不安」をどんな状況のときに感じるものなのか、仕組みを少しでも理解できると感じる不安に対しても「あ、今はこういう状況でこういうことが起きているのか」と考えることができ、少し冷静になれるかと思います。

漠然としている得体の知れない感情のままでは不安はぬぐえません。自分に何が起こっていて、何をすべきなのかわかっていたら今よりももっと楽になっていけると思います。

感じている不安を書き出してみる

あなたは何が不安ですか?まず言語化して自分で見える化してみましょう。

「試験が合格できるか不安」

「好きな人から連絡が返ってこなくて不安」

「プレゼンがうまくいくか不安」

「雨の日が続いて不安」

起因するものも規模感も人によってさまざまだと思います。まず書き出してみてそれに対しどう感じましたか?何か発見できましたか?

ここの段階で書き出してみて解決してしまう方もいるかもしれません。吐き出せてすっきりするということもあります。

見える化することによって客観性が持てて冷静に状況が把握できるようになります。

もちろん言語化しなくても冷静に見れていると思う方も、自分の不安が何かわかっている方もいると思います。わかっている方もまずは紙に書き出してみてください。新しい発見があるはずです。

人は自分のことが一番よくわからない生き物だったりします。

2つのカテゴリーに分けてみる

言語化したあとにここで2つのカテゴリーへ分けていきます。

分け方は自分で「コントロールできるもの」「コントロールできないもの」の2つです。

コントロールできるものというのは解消や対策など具体的な行動へ結びつく思考へ展開していくことがきます。

コントロールできないものへの不安というのは自分を消耗してしまうだけです。この場合は、少しずつ不安を手放すことを意識してみましょう。

解決策・対策を考えてみる

カテゴリー分けした中で「コントロールできるもの」に対してはどのような方法で解決できるでしょうか?

対策としては具体的にどんなことが自分にできるでしょうか?

もしくは最悪な状況を想定して次のプランを準備しておく必要もあるかもしれません。どんな準備が必要でしょうか?

自分の行動としてできることすべてを考えてみます。ここでも何かに書き出してみると頭の整理ができるのでおすすめです。

人に対してでしたら伝えたいことを書き出してみるのもおすすめです。人へ伝える場合なら言葉選び、どのタイミングで伝えたらいいかまで考えます。

すべての不安要素について「準備」ができるとなぜか人は安心します。

自分自身の捉え方を変えてみる

「私はなんでもすぐ不安って思ってしまう」

「いつもネガティブなことばかり考えてしまう」

「そんな私は好きじゃない」

もしあなたが思い当たるようなことがあればそれは思考にちょっと工夫をして自分のことを肯定していってあげてください。

不安な感情を抱くことはネガティブなことでしょうか?いいえ、そうではありません。あなたは自分を否定する必要はありません。

「不安」というものの裏側を見るように意識してみてください。

あながた「不安」に思うことは、物事や出来事、人に対してそれだけ真剣に向き合おうとしている、または向き合っている証拠なんです。

向き合おうとしている勇敢な自分を発見してあげてください。失いたくない、失敗したくないという自分の真剣な思いに気付いてあげてください。

対人に関する不安であれば、あなたはとても思いやりがあって繊細な感性を持っているということです。それはとても素晴らしいことなんです。人よりも深く考えるということですから、人よりも何倍も優しくて、配慮ができる能力を持っているということです。

そんな素晴らしい自分を発見してあげてください。認めてあげてください。ネガティブに埋もれて発見できていないかもしれないですが、それはとっても素晴らしい才能なんです。

すべて自分を肯定してあげてください。

そして優しく自分を愛してあげてください。

物理的アプローチ

「不安」を抱えているときは顔が無表情であったり、うつむてしまったり、目線が下へ行きがちです。

空を見上げてみましょう。

物理的に顔を上げて天を見るのです。そして顔は思いっきり笑顔にしてみてください。

知ってましたか?

脳というのは「嬉しい、楽しいを感じた」だから「笑顔」を出すという命令もしていますが、その逆もできるんです。

顔の筋肉を全部使って「笑顔」にしてみてください。特に口角をあげることが大事です。あなたの表情筋から逆に脳へ伝わって「嬉しい、楽しい」と認識してくれるのです。

こんなの空元気だし、作り笑いだから嫌って思うかもしれませんが、とにかくやってみてください。些細なことですがこういう変化を自分に起こしていくことは大切です。

誰かに話を聞いてもらう

仲の良い友人へ相談してみたり、話を誰かに聞いてもらうというのも一つ不安をやわらげる効果があるかと思います。

人に話してみると自分とは違う視点の意見が聞けて自分で思っているよりも深刻じゃないということに気付けることもあると思います。

新しい視点で物事を捉えるというのはとても大切なことです。

最後に

不安を抱いているときは、不安要因に心が支配されて冷静に考えられないことも多いかと思いますが、自分を冷静に客観視することが大切です。

冷静に考えたいけれども、どうしてもすぐ解消できない、どうしても手放せない、抜け出せないと思うこともあるかと思います。でも焦らないでください。

今起きていることは今のあなたに必要な学びなんだと思います。

必ずいい方向へいく、気持ちが晴れて元気になると信じてください。

何も焦る必要はありません。あなたは今のままでも十分素晴らしいのです。

不安部分も自分の一部だと思い、そんな人間らしい自分のことも愛してあげてください。

少しでもあなたが前を向けたり元気になってくれたら幸いです。


今日も世界中のみんなが健やかに過ごせますように。

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